お金の誕生はわりと雑だった - りじゅセン

お金の誕生はわりと雑だった

お金
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どうも、塩梅ライフを送りたい、RiJuでございます。

お金に関することを知っていく中で、〈お金〉が誕生したのはいつなんやろ?とふと思ってしまったので、調べてみました。

きっかけが毎回「ふと思った」なのは、僕の脳みその仕様です(妄想が得意)

そしたらね、お金の誕生ってわりと雑だったんです(笑)

なんか経済学者とかが集まって、細かくルールを決めてお金は作ったっていうイメージがあったんで、ほんま拍子抜けでしたわ!

ってことでレッツゴー(´▽`)

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〈お金〉が生まれる前は物々交換

〈お金〉が誕生する前は物々交換の時代でした。

そもそも〈お金〉が誕生したのって16・17世紀ごろなんで、物々交換の時代のほうが長いんです。
逆算したら〈お金〉というものは使われ始めて約400年くらいですね(゜o゜)

ほんでよく考えたら、今のお金のやり取りって、「お金」と「モノ・サービス」の物々交換なんですよね(笑)

最初は肉とか魚とか、生きていくのに必要なものからスタートします。

「今日は魚食べたいから、代わりに肉あげるわ」
「ええよー」

みたいな感じで。(関西弁とか言うな

でも生ものが交換には不便やってことに気づいたり、農耕が誕生したりするので、交換するアイテムもどんどん変化していきます。

物々交換が進化していく

交換するアイテムも時代とともに変わっていきます。
肉や魚といった生ものから稲などの保存できるものへ変化。

そうはいっても食べ物なのでいつかは腐るので交換アイテムとしては不便です。

そこで登場したのが、貴金属(金・銀など)です。

貴金属はどの国でもその価値が認められてきたもので、保存加工ができます。
腐らないし、小さく加工すれば持ち運びがなんせ楽!(笑)

結果、「貴金属」と「何か」を交換することが普通になっていくのです。

貴金属が交換アイテムに

今でこそ「金」・「銀」は貴重で価値があるものと言えますが、多分昔の人は光ってるただの硬い石くらいにしか思ってなかったと思いますよ!(ただの予想)

でも長い時間のなかで、『あれは貴金属といって、食べ物や綺麗な服と交換できるすごいものなんだ!』と人々に認められる。

つまり、貴金属は誰からも信用されていくわけです。

この「信用」という部分は〈お金〉が〈お金〉として存在していくのにとても重要ですよね(^^)
信用がない=価値がないので、物々交換のアイテムとして使えませんから。

しかしこの貴金属には重大な欠点があったんです…( ゚Д゚)

貴金属の量には限界がある

貴金属は有限です。石油と同じですね。
そして金属は生物のように簡単には量が増えない。

これが最大の欠点でした。

「量」が少ないというのは決して悪いことではないんですよ。
言い換えれば、それだけ珍しいものなので、希少価値が高いと認識されるますからね。

でも今回の場合で言うと、使う人が増えすぎたんです。

そう、人間が。

世の中が便利になると、経済はどんどん成長します。
経済が成長すれば、人々の暮らしは豊かになるので、人口が増える。
人口が増えれば、その分だけ必要なもの(貴金属)も増えていきますよね。

つまり、貴金属の量と人口のバランスが崩れてしまった

貴金属が足りないことを知った人たちは、使うのではなく貯蓄を始めます。
この辺の心理は今の人と変わりないなぁ(笑)

これにより、さらに貴金属が流通しなくなります…
交換アイテムとして使い始めたときは十分な量があったんですけどね(-_-;)

経済は成長しているけど、バカでかい金塊を見つけないと世の中に十分な量の貴金属が供給できない状態に…。

そんなときに面白い考え方をする職人が現れます。

交換アイテムから〈お金〉へ

17世紀のイギリスには金床(ゴールド・スミス)という職業がありました。
仕事は「金」を加工してアクセサリーを作ったり、「金」そのものを預かることです。

「金」を自分で持ってると危険だし、何より持ち運びが面倒。
市場へ買い物に行くのに毎回重い金属を持ち運ぶのは嫌ですよね(-_-)

なので金床に預けておいて、必要な時に必要な分だけ取り出すのです。
代わりに金床は預かりの証明書を発行します。

預かり証が金の代わりに

これがまぁ便利!(笑)

とある人が言うんです。
「この証明書を金床にもっていけば金と交換できるよー」って。

商人もわざわざ交換しに行かないので、証明書だけが買い物に使われる。
結果、証明書が「金」の代わりになっていきます。

まさに今のお金のシステムと同じ!

これによって今まで交換アイテムの一つだった貴金属が、お金という存在にジョブチェンジします。(FFやん)

金床が悪知恵を働かす

証明書=お金 という流れができ始めたころ、とある金床の職人が商人顔負けのビジネスを発明しました。

それが「融資」というビジネス。簡単に言うなら金貸しです。

「金の自体の出し入れはなく、証明書だけが取引に使われているよなぁ」
「じゃあ保管している金の量よりも多く発行して、お金が欲しい人に貸し付けたら…?」「利子と一緒に返してもらえれば、オレは儲かるんじゃね!」

悪いですねぇ~、でも天才!(笑)

お金が必要な人たちに利息をつけて貸し出し、その利息で稼ぐんです。

これ今の銀行が企業にしていることや、消費者金融が個人にしているビジネスと同じなんですよね( ゚Д゚)
昔の人、頭良すぎやろ!!

悪知恵が国に認められる

この「融資」ビジネスを国は最初、危険視していました。

保管している金以上の証明書を発行することは、架空の金を作っていることと同じだからです。
しかし、金塊はすぐに発掘できないし、何より利便性が良すぎたんです。

だんだんと自国のお金の量(金の量)を増やす方法はこの商売以外にないと考え始めます。
そして一応の法整備をしたうえで、この金貸し業は国の正式なビジネスとして認められました。

なんかすごい時代ですよね(笑)

こうやって僕らが今当たり前のように使っている〈お金〉のやり取りの基礎になったわけです。

まとめ

今回はお金の誕生を見てきました。いかがでしたか?

冒頭にも書いたようにわりと雑ですよね(笑)
なんか流されて仕方なくお金のシステムを作った感がめっちゃする…

さぁこんな感じでお金のシステムを作ってしまったもんだから、今の時代も大変なことになってます( ゚Д゚)

詳しくはこの記事に書いてます↓

お金って色んな意味で怖いですよねぇ~
だからこそお金の教育が必要だと感じましたわ…(特に日本は)

お金に踊らされずに生きていきたいですね(笑)
とりあえず物々交換の時代が来てもいいように、モノづくりとか始めようかな…