大学の教科書って意外と売れるのを知ってますか? - りじゅセン

大学の教科書って意外と売れるのを知ってますか?

雑学
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どうも、塩梅ライフを送りたい、RiJuでございます。

半年ほど前に引っ越しをしたのですが、当然荷物整理をするわけです。

その時困ったのが売れるかどうか分からないものの処分

わりと好きな教科や分野の書物などを取っておいたタイプなので、結構な量の教科書・参考書・資料集が…

ただ捨てるのももったいないので、近くの古本屋さんに見てもらいましたが、すべて引取対象。

売れないんですよね、これが笑

でも最近そういった種類の書物を売れるサービスを知り、愕然。

もう少し早く知っていれば、得できたのに…!という悔しさをかみしめつつ、ブログを書いています。

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大学の教科書はなぜ買取対象になるのか

一般的に大学の教科書は買取の対象になりえるのに対し、高校の教科書はほぼ対象になりません。

この違いが分かると大学の教科書が売れる理由を理解できるので、順番に説明していきますね。

大学の教科書は「専門書」としての価値がある

大学の教科書は高校のモノと違い、「専門書」の扱いになります。

僕も覚えているのですが、高校の教科書はよっぽど特殊なものでない限り、そもそも買取の対象になりません。

専門書ではないからですね。また流通量がかなり多いので、希少価値(レアリティ)が低いので価値が付きません。

これが買取の対象になる、ならないの差というわけです。

確かに専門書は書店に売っていますが、高校の教科書は売ってませんよね~

新大学生からのニーズがある

「大学の教科書高すぎ!!」「一人暮らしやからそろえるの無理…」

これは大学生なりたての頃、誰もが思ったことではないでしょうか?

対策として、先輩のものを借りたり(受け継いだり?笑)、中古で売ってないか検索しましたよね。

金額という問題で、なかなかそろえるのがしんどかったりするのは今も昔も変わりません。

つまり常に一定数の大学生が安く手に入る教科書を探しているというわけです。

これをビジネス的に説明すると、

・流行に左右されにくい
・売れる数の変動が少ない
=安定して売れる商品(ex.生活必需品など)

つまり安売りセールの必要もなく、ニーズが一定してあるので、業者側も買取ができるわけなんです。

一方で高校の教科書は学校からの指示で購入するので、中古で買うという場面がありません。

なので、学校生活の途中で紛失しない限りニーズがほぼないというのが現実です。

ISBNコードというものが付いている

いきなり意味不明な言葉ですみません笑

しかしこれ「本」にとってはかなり重要なものなんです。

なぜかというと、「本」が書店・ネットを通して販売されるために必要なコードだからです。

ISBN=International Standard Book Number(国際標準図書番号)
・世界117の国と地域で発行される書籍に付けられる
・世界共通で管理される

要するにこのコードが無いと「本」として販売できないんです。

高校の教科書には、このコードは付けられていません。

なので、高校の教科書は「本」として売ることができないので、買取がされにくいというわけです。

逆に大学の教科書というのは「専門書」であり、一般の書店にも並んでたりするので、このコードが付いています。

なので、「本」として売ることができるため買取もしやすいわけです。

改訂のサイクルが決まっていない

高校の教科書と言うのは、文部科学省検定済教科書と呼ばれ、通常4年ごとに改訂の機会が設けられています。

つまり決まったルーティンで中身が変わりやすいということです。(誤字脱字も含めて)

※加えて、学習指導要領が改訂されるといった要素もあります

一方で大学の教科書というのは、さっきも書いた通り「専門書」の扱いで、なおかつISBNコードが付いています。

文科省の検定は関係ないですし、一般の書店に売られている本と同じ扱いです。

つまり高校の教科書と比べて内容が変わりにくいため、買取の対象としても問題ないというわけです。

教科書を買い取ってもらうには

さて、ここまでで大学の教科書=専門書は買取の対象になることがわかってもらえたかと思います。

じゃあ次は、誰が買取をしてくれるのか?ということです。

本を買い取ってくれるのは基本的に以下の2つです

・BOOKOFFなどの書店や古本屋さん
・教科書や専門書を買取してくれる業者

本屋さんに買取してもらう

これは本屋さんに持っていき、引取か買取かを査定してもらう形です。

僕も地元にある古本屋さんに持っていきましたが、結果は値段が付かず引取に…

ただし、これにはちゃんと理由があります。

個人経営の古本屋さんだったりするとお店に並ぶ本かどうかが買取の基準のひとつです。

今回の僕の例で言うと、持ち込んだ古本屋さんの特徴は絵本を中心に小説やアンティークを並べているお店でした。

そこにいくら価値のある専門書であろうと、お店に並べにくい=利益にならないものは買い取ってはくれません。当たり前ですね(^^;

引き取ってもらえただけでまだラッキーです。

仮にBOOKOFFに持ち込んだとしても、あの系列のお店にはストックが山ほどありますし、本以外で収益を立てているようなところですから、あまり値は付かなかったでしょう。

つまりお店の特徴に合った本やかなり貴重な本であれば、かなりいい値段で買い取ってくれる可能性がありますが、

逆に重い本を頑張って持って行ったにも関わらず、値段がつかなかったり、最悪引取さえしてもらえず、また重いものを持って帰らないといけない場合も。

ホントに引取の対応をしてくれた古本屋さんに感謝です…笑

買取サービスの業者にお願いする

買い取ってもらえるもうひとつの方法は、専門の買取サービスを利用することです。

世の中にはいろんな買取サービスがありますが、教科書や参考書・専門書を買い取ってくれるサービスがちゃんとあります。

サービスによっては、書き込みをしていても買取対象としてもらえたり、医学書などのかなり専門的に特化したものでも買い取ってくれるところも。

また、近場であれば出張買取をしてもらえたり、遠方でも宅配で送れるので書店への持ちこみと比べると負担はかなり少なくて済むのでいいですね。

おすすめの教科書買取サービス

テキストポン

大学・大学院や短大、専門学校の教科書のほか、医学書・歯学書・薬学書なども取り扱いの対象となるのがテキストポン。

一般的に買取が難しいとされる書き込み・マーカー線が引いてあっても買取OKです。

書き込み・マーカー線・破損などがあっても状態に応じて値段を付けてもらえるそうなので、ありがたい…

全国宅配買取対応で、なおかつ教科書10冊から送料無料となるので、「送料だけで買い取ってもらった分がほぼ消えてしまった…」という心配がなくなります!

大学卒業直前もしくは新社会人の引っ越しタイミングで本の処分をどうしようか考えてる方は一度買取を検討してもいいかもしれません。

思わぬ臨時収入が手に入るかもしれませんよ笑