どうも、塩梅ライフを送りたい、RiJuでございます。
今回は16Personalitiesと呼ばれるツールを使ってみました。
これのすごいところはカール・グスタフ・ユング先生の心理学的類型論を元にした性格診断という点です。
正確にはMBTI診断というそうですが、診断結果を16の個性パターンに分けるので16Personalities呼ばれているのでしょう。
今回は診断結果を読み解くのにわりと基礎知識がいることが分かったので、そのあたりを中心に紹介していきます。ぜひ参考に。
16Personalities(MBTI診断)について
冒頭でも軽く言いましたが、この診断はユング先生の心理学的類型論を元にした性格診断であるということです。
ユング先生といえばユング心理学(分析心理学)ですね。別名タイプ論とも言いますが。
これは「心的エネルギーの方向性(2種類)」と「心の機能(4種類)」の組み合わせで人の性格は表せるとしたものです。
つまり2×4=8種類の性格タイプに人は分けられるとしたのがユング心理学です。
そしてこのユング心理学をベースにして16Personalities(MBTI診断)が開発されます。
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判断的態度と知覚的態度という独自の指標が追加
16Personalities(MBTI診断) は米国のブリッグス(Briggs,K)とマイヤーズ(Myers,I)によって研究開発され、人と人との違いを知ってお互いに尊重しあうことを目的に作られました。
ユング心理学の8種類のタイプ要素に2つの独自要素が加えられたことで、16Personalitiesとなります。
その2つとは〈判断的態度〉と〈知覚的態度〉です。これは人生や仕事の考え方・計画の立て方に影響する要素と捉えてくださいね。
〈判断的態度〉
MBTI診断ではタイプ「J」として表します。
特徴としては、
・早く決断したり、結論を出したりする。
・規則正しく、計画通りに行動する。
・スケジュールがぎりぎりなのはストレスに。
かなりきっちりした人の印象をもちますねぇ。僕には窮屈すぎて苦手です…(笑)
誤解される部分は、スケジュールを変えにくいという点ですね。別に全く変えないということではないんですが、少し柔軟性に欠けます。
言い換えれば型破りなことがタイプ「J」の苦手なことと言えます。
〈知覚的態度〉
MBTI診断ではタイプ「P」と表されます。
特徴としては、
・柔軟な対応や思い付きの行動をする。
・進路の変更可能で融通が利く。
・スケジュールぎりぎりで頑張る力が出る。
優柔不断な僕には心当たりが山ほど…(笑)
別にスケジュールとかToDoリストは作れるんですが、あくまでもガイドラインぐらいの感覚です。
万が一のためにバッファをとろうとする傾向もありますね。
後ほど詳しく書いてるので、ここは簡易的に。
診断結果をどう見たらいいのか
さて前置きが長くなりましたが、僕の結果であるINFP型を参考にして、16Personalitiesを具体的に紹介していきます。
「型」は人それぞれなので、自分のタイプを見ながら読むのがオススメです(^^)
「I」×「N」×「F」×「P」で構成
性格タイプはアルファベット4文字で構成されていて、ひとつひとつに特徴があります。
僕はINFP型なので「I」×「N」×「F」×「P」ですね。
先頭の「I」
これは「E」と「I」のどちらのタイプに分類されるかということで、16タイプすべての先頭に表記されるアルファベットです。
「E」はExtravert=外向を指し、「I」はIntrovert=内向を指します。
つまり分類する上でまず外向型なのか内向型なのかを示すものです。
僕はINFP型なので、タイプ「I」ですね。
・エネルギー源は人と会うこと
・外からの刺激に強い(鈍感)=ドーパミンの感受性が低い=刺激が欲しい
・五感などの外部と接するところに血液が多く流れる
・アドレナリン優位=交感神経系が拠点
・内向型が不快に思う刺激に心地よさを感じる
・エネルギー源は一人の時間
・外からの刺激に弱い(敏感)=ドーパミンの感受性が高い=刺激はいらない
・記憶や思考を司る脳の部分に血液が多く流れる
・アセルコルチン優位=副交感神経系が拠点
・外向型が退屈に感じる刺激に心地よさを感じる
要するに外部からの刺激に対する感度が強いかそうでないかが内向型と外向型の違いです。
特に内向型は内側に意識が向くのでクリエイティブな発想が生まれやすいと言われます。
どちらが良い悪いはないんですが、現代社会では外向型が評価されやすく、活躍しやすいように作られているので内向型(Iタイプ)は生きづらさを感じるわけです。
内向型・外向型は奥が深く、専門性が高いものになるので今回は簡潔に。
僕は内向型人間なので、タイプ「I」の特徴の意味がよく分かります(笑)
2番目の「N」
2番目は「S」と「N」のどちらのタイプに分類されるかです。INFP型なら「N」タイプですね。
「S」はSensation=現実型(もしくは感覚型)を表し、「N」はIntuition(2文字目のN)=直観型を表します。
この項目は外部の情報の受け取り方やどんな情報を信頼する傾向があるのかを表してます。
少し区別のイメージがしづらいとは思いますが、ざっくり言うと「S」は起こった出来事や身の回りのことを具体的・現実的に認識します。逆に「N」は物事の印象を何らかのイメージとして認識したり、本質を探そうとします。
・物事を現実的に見る=事実重視
・具体、現在、ノンフィクション、既存性がキーワード
・全体像より細部の徹底
・経験値を信用する
・アイデアを現実化するのが得意
・物事の可能性や奥深さを見抜こうとする=本質重視
・抽象、未来、フィクション、新奇性がキーワード
・細部より全体を見る
・ピンときたものを信用する
・アイデアをさらに膨らましビジョン化するのが得意
つまり「今を生きる」現実型は行動力(今すぐ視点)があり、環境の変化に対応できる適応力があります。
一方で、「想像・イメージ」を重視する直観型は、物事の全体像からパターンや共通点を探し出し、あらゆる可能性を予測・想定する能力があります。
例えば、タイプSは絵画を見たときにどこに何が描かれていたのかを覚えるのが得意で、タイプNはそこに描かれている意味や製作者の意図を見出すのが得意です。
個人的には本質や共通点を探し出そうとする癖?みたいなのはあるので、完全にタイプ「N」ですね。
とあるきっかけで今までの知識の点と点が結びついた感覚とか最高に気持ちいいんですよねぇ…
僕は「知の快楽」と勝手に定義してます、はい(笑)
3番目の「F」
3番目は「T」と「F」のどちらのタイプに分類されるかです。INFP型なら「F」タイプですね。
「T」はThinking=思考型(論理型)を表し、「F」はFeeling=感情型を表します。
この項目はそれぞれのタイプがどんな基準をもとに意思決定するのかを示します。
・客観的な見解を持つ
・合理的に分析する
・原因と結果を考えた論理的思考
・不変の真理(法則)や証明された事実を重視
・感情表現や社交は苦手
・当事者と同じ目線に立つ
・共感する・思いやりが深い
・意思決定は個人の価値観や倫理性を参考に行なう
・決断の影響が周囲の人にどこまで影響するのかを考える
・感情表現や社交が得意
このように、意思決定をするときに客観的な事実を重視する傾向があるのが思考型(タイプT)で、倫理観や人間性・感受性を重視する傾向があるのが感情型(タイプF)です。
具体的にどう違うのかと言うと…
例)昨日の帰り道で財布無くした…
思考型:最後に財布確認したのいつ?どんなルートで帰った?帰った時間は?警察にも届け出を出しておこう。
感情型:え、マジか…最悪やな…大丈夫?拾ってくれてる人がおったらええな、一緒に探しに行こうか?
といった感じですかね。
ただ誤解しないでほしいのが、思考型の人も感情を汲み取ることもできますし、感情型の人も論理的な考えもできます。
※感情型というのもタイプの呼び方なだけで感情的に振る舞う人の事ではありません。
あくまで傾向なので、どちらも適度にできる人も当然います。また思考型・感情型のどちらが良いという事ではありません。
しかし現代社会では論理的(タイプT)な決断の仕方が良し(特にビジネス)とされるという風潮がある事は確かなので、感情型(タイプF)の人は生きづらさを感じるのも事実です。
うーん、世知辛い(笑)
最後の「P」
4番目は「J」と「P」のどちらのタイプに分類されるかです。INFP型なら「P」タイプですね。
ここは最初の方でも書いた通り、人生や仕事の考え方・計画の立て方に影響する要素だそうです。
「J」はJudging=判断型を表し、「P」はPerceiving=知覚型を表します。
繰り返しになりますが、特徴はこんな感じ↓
・計画を立てることを好む。
・早く決断したり、結論を出したりする。
・規則正しさを重視し、プラン通りの行動を好む。
・スケジュールがぎりぎりになるのはストレスに。
・変化することを好む
・柔軟な対応や思い付きの行動をする。
・プランの変更可能で融通が利く。
・スケジュールぎりぎりでも頑張る力が出る。
プランをしっかり決めて滞りなく行動しようとするタイプJと、細かすぎるプランは立てずにざっくりと設定し、その都度ごとに柔軟に対応しようとするタイプP。
計画性vs柔軟性というのがイメージできますが、結局お互いが苦手なことをカバーし合ってると考えるといいかもしれません。
見通しを立てれて多くのリスクヘッジを考えれるタイプJと計画にはない予想外の突発事例に柔軟性をもって対応できるタイプP、こう考えればなかなかどうしていいコンビでは?と思っちゃうRiJuです(笑)
僕はガチガチに予定を固めちゃうのがすごく嫌というか苦手で、余裕とか何もない日を入れておかないと不安になるのでタイプPですねぇ
また「ぎりぎり」の感覚も違うので、注意しましょう!
これくらいの差があるので、お互いの感覚を事前に話し合っておくといいと思いますね。
例)タイプJ→タイプP:「期限の何日前までに報告してくれると不安や焦りが減るので、配慮してほしい」
といった風に。
くどいようですが、結局はどっちが良い悪いではないので、相互理解の姿勢がまずは何よりも大事になります。理解できなくても知ることだけで全然違いますよ。
様々な組み合わせで人間はできている
体組織でもそうですが、人間はたくさんの物質・性質から構成されています。
某国家錬金術師のエドワード・エルリック氏によると、
水35L・炭素20㎏・アンモニア4L・石灰1.5㎏・リン800g・塩分250g・硝石100g・硫黄80g・フッ素7.5g・鉄5g・ケイ素3g・その他少量の15の元素、及びその個人の「遺伝子の情報」
で人体錬成できるらしいです(笑)
人間って色んなもの入ってますね~
まぁハガレンの話は置いといて、性格も人体を構成する様々な物質と同じもしくはそれ以上に色んな性質が複雑に絡まって構成されています。
僕は「INFP」型でしたが、読んでくれてるあなたは「ISFP」型かもしれないし「ESFJ」型かもしれません。はたまた僕と同じかも(レアなので仲良くしてください)。
他にもHSPとかクロノタイプといった人間の性質を表す要素はありますし。
他の人と違って当たり前です。
自分と他人を理解するのではなく、自分と他人の違う部分を理解しようとするのが大切なのかもしれません。
16Personalitiesをやってみた思ったこと
MBTI診断を受けて率直に感じたのが、「自己分析って結構深くまでできるんだな」ってことです。
学生の就活の時にやった自己分析ってまだまだ表面的だったんだなと。もちろん人生経験の濃さ・薄さによるとは思いますけどね。
〈自分を深いところで知り、理解しようとし、自分はどういう生き方をすれば幸せになれるのかを考える〉
という思考になっただけ昔より本質的な自己分析してるなとは感じました(笑)
そのうえで、身近にいる信頼している人・愛している人達がどんなタイプの人間なのか自分とはどう違うのかを知ることができれば最高ですね。
ということで16Personalities(MBTI診断)については以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これを読んでくださったあなたの幸せにつながれば幸いです
診断テストのリンクを下に載せておきますね!
16Personalities(MBTI診断)-無料性格診断テスト、性格タイプ詳細説明、人間関係およびキャリアのアドバイス
ではでは、また次の投稿でお会いしましょ~、バイバイ(^^)/
神戸在住
ちょっとおもしろくて、たまに役立つ
ええ塩梅な情報を届けていくつもりです